今日は、洗足音楽大学　冬の音楽祭のコンサートにいってきましたー。
ビックリなことに、初！の作曲依頼が来て、私、「HANA」という曲を書いたのであります。。。
編成は、三味線２パート／フルート／ウッドベース／パーカッション／鳴物。。
まさに和洋コラボレーションで、クラシック且つモダンな世界を描いてみました～。。
曲解説もきちんとできなかったので、この曲の伝えたい熱い思いを！！今日は熱～くブログに語っちゃいます。。

とにかく曲の中で三味線が三味線らしいこと！！私は作曲の勉強をしたわけでもないので、
これが私の曲の一番の核であり、最大の武器なのであります～。。

タイトルの「HANA」は、江戸時代の花街、そして花柳界、、そんな「はな」からとりました。。
あ、でも「花街」は、「はなまち」と読んじゃダメなんだそうです。
これは「かがい」と読むのが正式なのだそうで、本番のステージで永六輔さんにダメだしをされてしまいました（笑）勉強勉強～！！
ただ、こんな辺りもこの曲のテーマでもあって、今の人はみんな「はなまち」と読む、そんな現代から過去の「かがい」にタイムスリップする、、、現代と過去が交錯し、レトロな感じだけど、どこか今風でオシャレ、、それこそが、まさにこの曲のテーマなのです。。。
あ、聴いて頂けなかった方には全くわからないですね。。。
私の曲にはいつもストーリーと映像と、、熱い思いがあって、、、お話ししちゃいますね！

トントントントントン、、、太鼓の水音が聞こえて、三味線の佃の手。。これは隅田川を表す三味線の古典の奏法です。。江戸時代、隅田川の川そばには遊郭＝花街があって、隅田川と花街は切っても切り離せない関係です。。
そんな、太鼓と三味線の地にうながされて、篠笛かと思いきや、フルートののびやかなメロディーが。。。
現代から過去へ、現実から非現実空間へのタイムスリップ！！
フルートのメロディーが終わると、カン・カンカン・・・木鉦（乾いた木響き）だけが残り、怪しげに、ベースがちょろっと顔を覗かせます。
お～、、このモチーフは！！気がつくとそれは「廓」、三味線と、ノリのよい太鼓で、ぱっと、お座敷の世界が登場！！
ベースになるのは芝居でお座敷のシーンともなれば必ず弾かれる三味線の手、「廓」。。
ソコはまさに、江戸のお座敷なのであります。。
フルートは何だか篠笛のようで、三味線は長唄や端唄に聴かれるような江戸の粋。。
宴に興じていると、シーンは突然の静寂に。。そして、大見栄を切って三味線の「すががき」となります。
「すががき」は、江戸の吉原で遊女が張見世に出る時、その合間に弾いたと言われる三味線の手で、これまた、芝居の遊女の出入りには欠かせない、古典の奏法なのであります。。
さあ、、遊女が登場～。。
ここからは妖艶なシーン！！まさにエロチズムの世界っ。。
三味線は、打楽器でありながら弦楽器であって、この弦楽器の色っぽさは、、なんともたまりませんっ！
弾いてからツ～ン、、と音の余韻を引きずる「スリ」の奏法をふんだんに取り入れて、
６／８＋３／４のリズムを、のっそりとラテン系のパーカッションで、
ウッドベースがタイトなリズムを踏んで、、ジャズっぽくて三味線ぽくて、エッチっぽくて！
段々と、楽器も音も増えて来て、う～ん、刺激的～、、、というところで、、
シーンは一転！！
ソコはもう江戸の賑わいと、おもちゃ箱をひっくり返したような楽しさと、
和洋混在、現在過去未来、、、イケイケGOGO！！の楽しい世界。。
古典は現代に繋がっていて、音楽は世界共通で、それぞれがそれぞれでありながら、共有の世界、、これをやりたかったのでーす。。

あ～、、熱く語ってスッキリしました！！
作曲は、まるで出産と一緒で、、本当に生み出す時には苦しいことの連続、、
でも、こうして誕生すると、本当に生きる可愛い我が子なのであります。。。
アンサンブルは会話であり、音楽は作り上げて行くもの、、。
大満足の初演でした。。
演奏してくれたみなさん、、、本当に感謝です！！
祝！誕生～。。。

今日は２つの演奏会に行ってきました～。
昼間には小唄「彩の会」、夜には相棒潤之助登場の「アルルカンのライブ」。。
どちももう大満足の充実感！
お座敷古典の粋、楽しさと美しさ、、そして、片方は突き詰めること、そしてその音楽の楽しさと情熱～、、
これは本当に心に伝わります。。
とっても対極的でありながら、どっちも本質、、元気を沢山もらいました～。。
百聞は一見にしかず、、とにかく色々聴くことはやっぱりエネルギーになりますねー。。
と、、書きながら、そんな感想、、この写真から伝わるかしら。。。ハハハ～。。
肖像権の乱用？？ゴメンナサイ！

今日は、わが町「狛江」に在住する演奏家による「夢コンサート」。。。
実は突然のお話に、ただ言われるがママ、ゲスト三木稔氏作曲「夕影の詩」を演奏するつもりでいたのでした。。
一週間前に、町中に張られたポスターで、「あ～頑張っているんだなあ」、、なんて、、そんな気持でいざ当日に。。。
キャパ７２０席が、開演前に超～満席！！入場待ちするお客様まであって、それはそれはすごいイベントとなりました。。
聞いてみると、新聞各紙、駅構内と、市による広告が充実、入場無料とあっての大盛況となったようで。。
無料の力はやっぱりすごいですねえ～！！
狛江在住の三木稔氏をゲストに、ほとんどがクラシック系の洋楽中心にあって、最後の三曲合奏、、欲を言えば、もっと邦楽器も色々聴いて欲しいっ～！！
私的には、遠音の三塚氏、小野氏のお２人との演奏で、本当に気持の良いアンサンブルに大満足！！
でも、それに終わらず、「音楽の街狛江　推進委員会」の熱き思いに共感し、
打ち上げは夜中の２時まで続いたのでありますっ～。

狛江のクリエーター達の、音楽に、街に対する熱い思いは本当にすごい。。。
音楽の街にするのなら、やっぱり、市がそれなりの協力をしてくれなきゃですねー。。
果たして、この集客が、来年の予算に繋がるといいのですがー。。
「狛江」、、頑張れ～（＾V＾）

「プロはボランティアの無料コンサートなんかだめだ、、」と豪語する熱き主導者を前に、
年に一度の、こんな大賑わいのイベントが、市の助成で開催されるのも何だかのどかで良いなあ～と、
狛江のテーマソング（知らなかった。。。）「水と緑のまち」を、会場中が唄う演奏をしながら感じたのは、やっぱり邦楽器をもっと沢山の人に聴いて欲しいと思う気持からなのです。。
狛江には、本当に素敵なミュージシャンやアーティストが沢山在住していること、、
私が一番ビックリ！でした。。
これからは狛江発！！の時代が来るかも・・・！！？

　　　　　　　　　　

　　　今日はとっても素敵な秋に出会えたので！！
この前、TVのワイドショーで、外人の京都観光客の話をしていました。。
日本に来て、何を写真に撮るかっていうランキングだったのですが、
「舞妓さん」「金閣寺」を抜いて、ダントツ！！NO.1 は、秋の紅葉だったそうです。。
ホント、日本の宝ですね～。。。
京都に負けず、わが町「喜多見」の公園と成城の街並、、素敵でしょ～。。

今日は出稽古。。
実は毎月一度、私が心密かに楽しみにしている癒しの時間なのです。。
お茶のお師範をされている私の生徒さんのなのですが、、、どっちが師かと尋ねられれば、間違いなくあ・ち・ら。。。かも！（笑）
とりあえず三味線だけはまだまだセーフ！？
お稽古が終われば、それはまるで瀬戸内寂聴の世界なのです～。。
新宿とは思えない閑静な住宅街の中の、門を開くとその奥にひっそりと佇む庵。。
お茶には全く無粋な私も、通い始めて５年が過ぎで、、いつしかその「心」だけはしっかり教えて頂いたように思います。。全ては「おもてなしの心」、、。人と人との関わりの大切さなのですね。。ここにくると、日常の中で忘れかけてしまう大切なもの、、「優しさ」や「思いやり」それに「季節の移り変わり」や「日本文化の繊細さ」、、沢山のことに気付かされ、本当に心が温まるのです。。。
結局、お茶の世界も音楽の世界もみんな一緒で、表面的には派手なようにうつりがちでも、本質は素敵な素敵な日本文化が凝縮されているのですよねー。。そう思うと、日本人に生まれた幸せを更に実感です！
とはいえ、、実は何よりの楽しみは、いつも全国各地から登場～の、、なんとも美味しいお菓子だったり！？
今日もお濃い茶と共に、美味しく完食させて頂きましたー。。

今日は、尺八の西海谷さんとの二重奏で杵屋正邦作曲の「明鏡」を弾いてきました。。
その名も「KANNREKI 2007」という、そのまんまのタイトルで、川村泰山氏を筆頭に、
バリバリ第一線の尺八家５人で主催のコンサート。
それぞれの演奏も、エネルギッシュであったのはもちろんのこと、
最後には、お揃いの真っ赤のTシャツになぜかサメが２匹、、、。
ふっと、、意味を聞いてみると「シャチが２匹に８の字だよ～」と言われ、絶句～。。。
やられたあ～。。。まさにオヤジギャク！！シャク・ハチとはっ！！
それにしても、その後の打ち上げのパワーには更に圧倒、、
素晴らしき、恐るべき還暦パワー！！
私もそれまで頑張らなくっちゃデス。。（笑）
沢山パワーをいただきました。。

ディズニーランドといえば、大抵の人が一つ二つ思い出に残る記憶、、なのでしょうねー。
実は、人ごみが大の苦手な私！もちろん若かりし時代！？に行った記憶はあるものの、炎天下にひたすら長時間待ちで、遂には鼻血も出る～！！、、とあまりいい記憶もないままの独身時代。。。
ところが、子供が出来るとそうはいかないものでー。。
今年３回目のディズニーランドに行ってきました～。。
ディズニーランドランド通！の義理の妹をリーダーに、言われるがママ右に左に、、。
さすがに通の動きがちがうものです。。
日曜日にも負けず、無駄のない動きですっかり満喫してきました（＾v＾）。
行き始めれば、さずがの夢の国～、、今週からX'masバージョンにもなっていて、ショーもパレードもただただ感動で、心癒されました。。。
それにしてもすごい人・人・人・・。
取りあえず明日は筋肉痛になりそうです。。。

只今、晩酌中～！！
昔、母親が寝酒と称してウィスキーを飲んでいたのを、「なんでこんなの飲んでるんだろう～」と思っていた筈なのに、、気付いてみれば同じことに。。。
世の中そんなものですねー（＾＾）。。
今夜は、そんな夜のお相手をしてくれる、我が家の可愛い子供達をご紹介しちゃいますー。。
最近やってきたグッピーの夫婦３組です！！
陽の当たるマンションの８階は、恐ろしいことに熱帯魚が熱帯死！してしまい、毎年夏を越せない悲しい運命、、、。エビちゃん達は、な・なんと、水温が２７度を過ぎると赤く茹だって死んでしまうのです。。（懺悔！）
やっと涼しくなって、喪中も過ぎて、、久しぶりに水槽も綺麗になりました。。。
ぼーっと見ているだけで、なんだか心癒されますねー。。

邦楽業界の貴重な情報誌「邦楽ジャーナル」の１２月号巻頭で、「三糸」が特集されることになりました～！
というわけで、、、。ここ１年はお休みしたものの、すっかりお馴染みの下北沢のライブハウス「Off BEAT」にて
取材を受けることに。。。「２人の出会いは？」「こだわりは？」「今後の活動は？」そして、「スリーサイズは？」、、なんて。。（笑）中身は乞うご期待！是非誌面をご覧下さいねー。。
下北沢駅周辺の雑踏の中、着物姿に、三線と三味線を持って撮影に歩く姿はまさにチンドン屋～！？
なのにそれすら暖かく受け入れてくれるのが下北沢・・なのですねー。。ホント魅惑の無国籍な街です。。
近々「Off BEAT」での三糸ライブも再会を予定～！こちらも是非お楽しみにです。。

１０月１２日（金）「三糸三味線ライブ　in 安善寺」
先日、新潟の長岡へ行ってきました。。なつかしい～！
実は長岡といえば、３年前いや４年前？？の夏に、それこそ三糸でお邪魔したゆかりの地！？
夏の花火大会は、全国的にも有名で、まさにその花火に行ったのですが、今回は、静かな秋の長岡を
楽しんできました。。
公演は駅からほど近いお寺の「安善寺」。本堂はとっても立派で、当初１００名前後と言われていたお客様は
１７０名にのぼり、大盛況の公演となりました。。ありがとうございましたー／／
今回は、地元「狛江三曲協会」でご一緒の、箏の小林さんからのお話で実現した公演で、
な・なんと三糸公演の前に、ご一緒に山田流箏曲もやらせていただきましたー。。
現地の尺八で、本当に穏やかな片桐さんと３人、気持ちの良い演奏でした。。
やっぱりお寺はなんとなく落ち着いた気持ちになりますね。。。

何より何より今回は、スタッフ、お寺のみなさまの、人柄の暖かさに感動でした。。
田舎のない私には、本当に素敵な田舎ができた気分で、心温まる旅になりました。。
長岡のみなさま。。ありがとうございましたー／／